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　川口市は、公募型プロポーザルで選定を進めていた総合文化センター大規模改修基本設計委託について、香山建築研究所（文京区、電話03－３８１５－４７０２）を優先交渉権者に選定した。契約締結後は、同施設の大規模改修へ向けて整備方針を具体化するほか、同施設に文化施設を増設する案が実現可能か否か調査を行う。履行期間は２０２３年２月28日まで。
　総合文化センター（川口３－１－１）は竣工から約30年が経過し、設備の老朽化が問題となっていた。大規模改修工事では老朽化した設備を全面的に更新するほか、主にホール棟部分に関して現在の需要へ適した施設として再整備する想定だ。
　同施設ではそのほか、施設周辺へ美術館などの文化施設を増設する案について検討中。文化施設増設が可能か否か、大規模改修基本設計と一括して基本調査を行い、結果を基に今後の整備方針を決定する流れとなる。