業界記事

戸鹿野橋で工事始まる 年末までに一般競争

2022-08-05

県沼田土木事務所は、県道戸鹿野下之町線で架け替えを予定している戸鹿野橋で、工事用道路の整備を年内に一般競争入札で公告する。設計は大日本コンサルタント(東京都千代田区)がまとめた。2023年度は国道17号沿いで護岸工を予定。A1橋台は24年度から工事を計画している。
新橋は現在の戸鹿野橋の150m下流側に架設する。橋長87m、幅員13・25m、上部工は鋼単純アーチ補剛箱桁橋、下部工は逆T式橋台2基となる。車道部分は6mで2車線、片側に歩道2・5m、排水桝を有する。29年度の完了を予定している。
年内に公告する工事用道路の整備は、利根川の西側を走る国道17号線に沿う形で実施する。延長約140m、幅員4mの規模で整備し、コンクリート舗装を面積約560㎡で行う。工期は10カ月を見込む。
護岸工は22年度は行わず、23年度からの整備となる。利根川右岸から整備し、4カ年で完了を目指す。路側ブロック積みなどを予定している。
24年度にはA1橋台の工事を予定している。A2橋台および上部工の施工時期は検討中。
このほかに、迂回道路の整備、国道17号整備、旧橋撤去における工事用仮橋の架設などを計画している。
旧橋は1935年に架設された鋼ワーレントラス橋。老朽化が進んでいることや、幅員が5・5mと狭く車のすれ違いが困難であることや、重量14tの制限があり大型車が通行不可であったことから新橋を架け替える。新橋架設後に旧橋の解体を、2029年度までに完了させる。
17年度に橋梁予備設計と用地測量業務を発注。予備設計は大日本コンサルタント、用地測量業務は技研コンサル(前橋市)が担当した。18年度より事業着手し地元説明会を実施。21年度に橋梁および道路の詳細設計が完成し、施工計画の精査と用地買収を進めている。

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