業界記事

大田原土木、那須西郷線池田工区、右折レーン5カ所設置、用地測量、物件調査へ

2022-08-04

 県大田原土木事務所は、那須町の主要地方道那須西郷線池田工区延長700mの改良工事を計画している。対策は右折レーン5カ所を設置するほか、池田交差点~主要地方道湯本小島線とのT字路間のカーブを改善する。総事業費は概算5億円。今年度は用地測量を実施するほか、物件調査も見込んでいる。来年度は部分的な用地買収を検討。用地を確保できた箇所から着工する考え。
 右折レーンは那須西郷線に2カ所で町道池田高久駅線、湯本小島線とのT字路。湯本小島線には池田交差点2カ所、那須西郷線とのT字路1カ所の計3カ所設置する。
 那須西郷線は大沢方面が現況の全幅9m(車道3m×2、路肩1・5m×2)から全幅12m(車道3m×3、路肩1・5m×2)に拡幅。広谷地方面は現況の全幅11m(車道3m×2、片側歩道2・5m(南側)、路肩1・5m、歩道側路肩1m)から全幅17m(車道3m×3、歩道2・5m×2、路肩・自転車通行空間1・5m×2)に広げる。
 湯本小島線は現況の全幅9・6m(車道2・75m×2、片側歩道2・2m(西側)、路肩1・4m、歩道側路肩0・5m)から全幅14・5m(車道3m×3、片側歩道2・5m、路肩1・5m×2)に拡幅。池田高久駅線は現況の全幅11m(車道3m×3、路肩1m×2)から全幅12m(車道3m×3、路肩1・5m×2)に広げる。
 路線測量は那須測量、詳細設計はシー・アイ・エスが担当。
 那須西郷線は国道4号の補助幹線で車両通行が多く、那須高原の観光周遊道路。池田地区は那須高原小学校の西側で湯本小島線とクランク状に交差。観光シーズンは慢性的に渋滞している。
 渋滞時にクランク交差点を避け、那須高原小前の幅員が狭い町道を抜け道として利用する車両があり、児童が危険にさらされている。湯本小島線との重用区間は片側に歩道があるもののカーブで見通しが悪くなっている。
 池田工区は大田原土木管内の県議会県土整備委員会の現地調査で今年度重点要望箇所に挙げられた。

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