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県東部農業事務所は大久保地区が完了へ

2022-08-04

県東部農業事務所農村整備課は、太田市内の大久保地区に広がる約125haの雨水排水対策として排水路工を計画している。工事は延長約2200mを予定しており、600m~800mに3分割する。全て9月ごろの一般競争入札公告を見込む。今回発注により、同地区の排水路工事は完了となる。測量設計業務についてはいずれもプロファ設計(伊勢崎市)が担当した。
同地区は北関東自動車道太田薮塚インターチェンジ南側で、透水性の良い扇状地の中央に位置する。雨水排水は地下浸透方式に頼っている状況だったため、露地畑から施設栽培への転向が増加したことや近年のゲリラ雷雨や集中豪雨により排水能力が低下。農地や宅地の湛水被害が生じているために被害の実施対応策として、調整池5カ所、約1万mの排水路の整備を進めてきた。
16年度に事業着手し、工事は3工区に分けて実施している。薮塚本町南小学校(大原町2201-1)南西側はA工区、太田薮塚インター南側がB工区、A、B工区の西側をC工区に位置付けている。22年度はC工区を対象に予定し、今回発注で同工区の完了を予定している。
排水路は調整池へ集水できるようにGPU、自由勾配側溝を併用して整備を実施する。全体計画約1万mのうち、19年度末までにA工区の全区間とB工区の一部で敷設工事を実施。B工区は20年度に完了させ、21年度はC工区を対象に約1600mを対象に工事を進めた。

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