業界記事

来夏までに空調更新 改修対象は4・4㎡

2022-08-03

 山梨大学は甲府・医学部両キャンパスの空調設備を更新する。R22冷媒を使った空冷ヒートポンプおよびガスヒートポンプ方式のエアコンを、現行方式の空冷ヒートポンプエアコンに交換。対象施設は43棟。改修対象面積は約4万4000㎡を見込む。今後現況調査および設計を委託し、年内の一部着工を目指す。
 医学部キャンパス(中央市下河東)については、研究棟や管理棟など14棟の空調を更新。改修対象参考面積は9300㎡を見込む。11月までに設計を作成し、12月着工、来年3月の完了を予定している。しかし本年度、設計の入札が不調。同大施設管理課によると、今後再公告を予定しているが、設計や工事のスケジュールを見直す可能性があるという。
 甲府キャンパス(甲府市武田・宮前・北新)については、情報メディア館やクリスタル科学研究センター、本部管理棟など29棟が対象となる。同参考面積は3万5340㎡。設計を来年2月10日までに作成。並行して工事を同1月から始め、8月までに完了する計画だ。対象施設が多いため、設計は2案件に分けて発注。8月5日と9月2日に開札し、業者を選定する。ただ医学部キャンパス同様、入札が不調となり、今後のスケジュールを見直す可能性もある。
 なお、同大では本年度、特別支援学校・機械設備工事や看護学科教育研究棟・空調工事についても不調となっている。あらためて施工者を募集しようと現在、再公告中だが、予定通り工事が実施できるかどうかは不透明な状況だ。

【写真=空調を更新する山梨大医学部】

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