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足利市、実施計画 焼却施設は来年に公告、あがた駅北に9億円

2022-07-27

 足利市は、第8次総合計画2022~23年度実施計画を策定した。23年度の重点プログラムは68事業に31億8530万円、分野別主要は39事業に37億5630万円、実施計画は107事業に69億4160万円を投入する。重点プログラムには、あがた駅北産業団地開発、新焼却施設建設、足利スマートIC関連、市民会館整備、公共施設等適正管理推進事業を盛り込んだ。
 重点プログラムは将来都市像「誇り高く仁(ひと)を育み挑戦し続けるまち」の実現に向け①安全な社会・安心な生活実現②子どもの笑顔あふれる次世代教育③活力みなぎる産業力向上④選ばれるまち魅力創出⑤未来につなぐ幸せ実感-の5プロジェクトを設定。
 政策横断的に重視するのは若者の夢応援、足利の強み、デジタル技術、国際化の4つのチャレンジの視点。分野別は「教育・文化」「産業・観光」「健康・福祉」「都市基盤」「環境・安全」「都市経営」を体系的にまとめ、事業概要と23年度事業費を明示した。
 【あがた駅北産業団地】
 あがた駅北産業団地開発は8億9800万円。21年度に特別会計を創設し、市直営で東武伊勢崎線県駅北側農地(県町、下渋垂町、百頭町)を全面買収。団地面積19・1ha、分譲面積14・3haの4区画を創出する。26年度の完成を目指す。
 20年度の基本設計は栃木都市計画センター、地質調査を中央土木工学研究所、土地評価を池末不動産鑑定事務所、方眼測量を晃洋設計測量に委託。併せて用途地域の変更、地区計画の決定、市街化区域に編入する区域区分の変更の都市計画決定を告示した。
 21年度は詳細設計を3件に分けた。道路・雨水排水設計を晃洋設計測量、整地設計を栃木都市計画センター、調整池・付け替え水路設計を関東開発に委託。22年度に造成工事を本格化させ、25年度に予約分譲を開始する。総事業費約35億円を見込んでいる。

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