業界記事

県道路整備課 高崎西工区で2橋梁近く公告

2022-07-27

県道路整備課は西毛広域幹線道路高崎西工区に新設する黒沢川本郷橋および上大島跨道橋の上部工について、近く条件付き一般競争入札で工事をそれぞれ公告する。2橋ともトラッククレーン架設で上部工を設置。詳細設計は黒沢川本郷橋が冨永調査事務所(高崎市)、上大島跨道橋は長大(東京都中央区)が担当した。また、同工区では本郷2号橋の上部工も計画されており、県高崎土木事務所が一般競争入札で工事を公告する。
黒沢川本郷橋は高崎市本郷町地内にある黒沢川を跨ぐ橋梁で、橋長21・9m、全幅18・8mのPC単純プレテンション方式床版橋となる。下部工は2019年にA2橋台、20年にA1橋台に着手。いずれも関東土建(高崎市)が担当した。
上大島跨道橋は上大島町地内に位置する高崎市道榛名225号線(さくら通り)を跨ぐ橋梁。橋長16m、全幅15・8mのPC単純プレテンション方式床版橋となる。下部工は19年にA2橋台、20年にA1橋台を千代田組(高崎市)が整備した。
2橋梁とも一般競争入札で上部工を近く公告する。工期はいずれも10カ月を見込んでいる。
同工区ではこの2橋のほか、本郷町地内で本郷2号跨道橋の上部工が予定されている。橋長17・9m、全幅6mでPC単純プレテンション方式床版橋となる。工事は8月に県高崎土木事務所から一般競争入札で公告する見込み。工期は9カ月程度となる。下部工は20年に山富士産業(高崎市)が落札し工事を完了させている。設計は長大がまとめた。
高崎西工区は、高崎市箕郷町下芝地内の主要地方道高崎東吾妻線から高崎市下里見町地内の国道406号までの4・7㎞区間が対象。開通は23年度内を目指している。総事業費は165億円、21年度末までの事業費ベースの進捗率は約95%(157億円)。
22年度は3橋梁で上部工を行うほか、切り土工を高崎市本郷町地内に架設する本郷3号跨道橋から烏川までの約400m区間で実施する。さらに西進した位置にある下里見1号ボックスの前後区間では約200mの補強土壁工やブロック積み工を行う。

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