業界記事

南新井前橋線4期工区で工事 22年度の工事

2022-07-26

県渋川土木事務所は2022年度、榛東村新井地内で進めている県道南新井前橋線4期工区バイパス整備事業について、道路改良工事を進めるほか、(仮称)群馬用水橋の架設工事に着手する。道路改良工事は3分割での発注となる。群馬用水橋はA2橋台を対象に実施。道路改良工事の設計は技研コンサル(前橋市)、橋梁設計は日本工営(東京都千代田区)がまとめた。9月より用地の調整がついた箇所から発注する。発注方式はいずれも条件付き一般競争入札となる。
南新井前橋線では、関越自動車道駒寄スマートICへのアクセス性向上などに向けてバイパス整備を行っている。主要地方道高崎渋川線バイパスの雛子交差点から県道水沢足門線榛東村役場西交差点までが4期工区となる。同工区は延長約2550m、全体幅員12・5mで、内訳は車道幅員7・5m、両側歩道2・5m。
22年度に行う道路改良工事としては、榛東村新井地内を走る主要地方道高崎安中渋川線の東側で2件、同線西側で1件発注する。
東側の改良工事は2件とも延長130mで管渠型側溝260mを敷設。西側では延長140mで道路改良を行い、管渠型側溝280mを整備。22年度分の舗装構成は3件とも◇路床改良工=t60㎝◇下層路盤工=t30㎝◇上層路盤工=t25㎝◇基礎工=t5㎝◇歩道路盤工=t10㎝◇歩道表層工=t3㎝-。
新橋となる群馬用水橋は興徳寺(榛東村新井339)の西側を流れる群馬用水へ架設する。22年度はA2橋台の築造を行う。群馬用水の右岸に長さ11m、φ1mの場所打ち杭を7本打設する。A1橋台の築造は用地買収が完了してから行うとし、施工予定は未定としている。
新橋は橋長8・7m、幅員12・5mの構成。上部工はPC単純プレテンション方式ホロー桁、下部工はA1、A2橋台ともに逆T式となる。
同工区では、18年度から19年度にかけて用地測量と補償調査を行い、20年度に用地取得、21年度に用地取得と(仮称)新八幡橋A2橋台の新設工事を行った。同橋は橋長16・2m、幅員車道10・5m両側歩道2・5m。上部工はPC単純プレテンションホロー桁、下部工はA1A2橋台ともに逆T式。南榛工業(榛東村)が施工した。予定価格は8949万円だった。
4期工区は26年度の完了を予定している。用地の取得が完了した箇所から順次改良工事を進めており、23年度も引き続き道路改良と用地買収を行う予定。
なお、2期工区は関越自動車道駒寄スマートICから高崎渋川線の旧道までの1100m区間で21年に工事完了となった。3期工区は旧道から高崎渋川線バイパス雛子交差点の940m区間で20年度に完了。現在、高崎渋川線バイパス、駒寄スマートⅠC、上武道路がつながっている。

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