業界記事

【日建連】小中学生が現場を体感/「けんせつ探検隊」始まる

2022-07-26

 日本建設業連合会(日建連)は、小中学生を対象とした現場見学会「けんせつ探検隊2022」を開催している。日建連では19年までの5年間、夏休み恒例の「けんせつ小町活躍現場見学会」を実施してきた。20年、21年と新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったが、今年は男子も参加しやすい「けんせつ探検隊」と名前を変えて3年ぶりに再開した。
 初回は、22日に埼玉県三郷市で竹中土木が施工中の「三郷北部地区土地区画整理事業」を対象に、流通、製造業の事業誘致に向けた土地造成工事の現場を見学。小学生3人、中学生3人の計6人と保護者が参加した。
 現場では、作業所員の案内を受けながら建設業が社会に対して担う役割の説明や、GPSと連携したバックホウの運転体験、タブレットを通したAR(拡張現実)による完成予想図を見るなど、DX化が進む現場に触れる貴重な時間を過ごした。
 見学会の最後に、宅地造成作業所の石川雅康所長があいさつに立ち「土木はさまざまなものを作る。橋やトンネル、鉄道や道路といった生活を便利にするものから日々の生活を支えるが、目に見えない裏方である上下水道といったものまで多様で、それが土木という仕事。皆さんが将来、社会人になる際、この世にはたくさんの仕事がある。どのようなことをやりたいか考えるときに、建設業というものがあることを思い返してほしい」と将来を担う子供たちに呼び掛けた。
 日建連は7月から8月までの「夏休みシリーズ」の他、秋にはICT技術などを駆使して進化した建設現場を見学できる「DXシリーズ」を実施する。詳細の発表と申し込みの受付は、8月下旬を予定している。

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