業界記事

浦和駅周辺まちづくり、新ビジョン取りまとめ素案示す

2022-07-25

 さいたま市は、「浦和駅周辺まちづくりビジョン有識者懇話会」(隈研吾会長)の第3回を埼玉会館で22日に開き、ビジョンの取りまとめ素案を示した。本庁舎移転後のまちづくりや、現庁舎用地の活用などにも関係してくる新ビジョンを2022年度末までに策定する。
 ビジョンに落とし込む2つの方針「浦和のまちの魅力が成長するリ・デザイン」、「浦和のひとが成長し続けるサステイナブル・サイクル」と、各方針に対応した地域展開の方向性などを整理した。対象範囲は、浦和駅から北浦和駅周辺までの約600ha。
 グローバルな人材を育みつつ、人生100年時代を楽しむことができる環境、浦和の文化・教育・スポーツを街中で体感できる仕組み・仕掛けを構築する。
 風格ある広域拠点であるため、環境・エネルギー性能の効率化、防災安全性の確保、緑・景観との調和、新技術の積極活用などを通じた複合的な都市機能の整備を目指す。
 多様な世帯・世代が多様なライフスタイルを実現できる支援、交流の場、コミュニティー形成の機会も創出。さらに、点在している地域資源(商業施設・文化・芸術・サッカー・緑・歴史など)をネットワーク化し、各目的に応じた最適な移動手段を提供する。
 いずれの展開も官民連携で推進する考え。
 年度末には、別途検討が進む「さいたま新都心将来ビジョン」の改定も行う。

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