業界記事

来年度は護岸と遊歩道/鹿島港海岸環境整備事業

2005-11-12

 県土木部港湾課は、鹿島港海岸環境整備事業として、平井地区(鹿嶋市)と日川地区(神栖市)で護岸や遊歩道などの整備を進めている。このほど開かれた県公共事業再評価委員会で、平井地区については事業の継続が妥当という意見が出されたため、来年度には残る護岸40mの建設、遊歩道(植栽を含む)7200㎡の整備を進め、平成19年度以降も残る遊歩道、休憩施設の整備を行い、20年度の完成を目指す方針。来年度から20年度までの残事業費は2億1300万円。
 一方、日川地区については、同委員会で「一部計画を見直し事業を進める」との意見が出されたため、来年度からは、護岸の残る238mの整備は進めていくが、遊歩道や利便施設は設置数などを絞り込んで整備を行い、21年度の完成を目指していく。
 この事業は、快適な海岸環境の創出や後背地への浸水・飛沫を防止するため、平成3年度に採択されて着手。
 全体計画は、平井地区では突堤190m、護岸1186m、遊歩道6万㎡、植栽4万㎡、安全情報伝達施設1式。
 日川地区では、突堤200m、護岸605m、遊歩道3万㎡、植栽1万5000㎡、安全情報伝達施設1式となっている。
 16年度までの進ちょくは、両地区とも突堤の建設は完了。その他、平井地区では護岸1146m、遊歩道3万6400㎡を、日川地区では護岸267m、遊歩道4600㎡を建設した。
 今年度は、平井地区では遊歩道(植栽など)6900㎡の整備、日川地区では護岸100mの建設を行っている。
 両地区とも当初は今年度の完成を予定していたが、荒波の影響で突堤の完成が遅れ、その後の砂の堆積が計画どおりに進まず、護岸や遊歩道整備への着手が遅れたため、事業期間を4年間延長し、21年度の完成を新たな目標とした。
 総事業費は、当初は42億6800万円を予定していたが、利用者想定数を見直し、現時点では41億1900万円。
 事業が長期間にわたっているため、今年度の県公共事業再評価委員会に諮問。同事業の費用便益比が13・8と効果が大きく、地元から早期完成を要望されていることなどを説明した。
 その結果、平井地区は「コスト縮減に努めながら事業を進める」との意見が出され、港湾課では計画に基づき今後も整備を継続し、20年度の事業完了を図っていく。
 平井地区の18年度計画は、残された護岸40mの整備および遊歩道7200㎡の建設となっている。18年度から20年度までの残事業費は2億1300万円。
 一方で、日川地区については、同委員会において「利用者数や事業の効率性を勘案し、一部計画を見直して事業を進める」との意見が出された。
 そのため、護岸の残る267mの整備は計画どおりに進めるが、遊歩道やトイレ、シャワー、休憩施設などの利便施設は設置数を絞って整備を進め、21年度の事業完了を目指していく。
 日川地区の実施計画によると、来年度は護岸50mの整備を予定。その他の施設は19年度から21年度までに整備を進める。現計画における18年度から21年度までの残事業費は8億2350万円。
 2地区の18年度以降の実施計画は次のとおり。
【平井地区】
◇18年度=護岸40m、遊歩道7200㎡(事業費1億800万円)
◇19年度=遊歩道1万5000㎡(事業費7500万円)
◇20年度=遊歩道5700㎡(事業費3000万円)
【日川地区】
◇18年度=護岸50m(事業費3900万円)
◇19年度=護岸90m、トイレ・シャワー・休憩施設1式(事業費2億7000万円)※見直し
◇20年度=護岸98m、遊歩道1万㎡、トイレ・シャワー・休憩施設1式(事業費3億3000万円)※見直し
◇21年度=遊歩道1万8400㎡、休憩施設1式(事業費1億8450万円)※見直し

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