業界記事

受注高は5兆8655億円/9月分・建設工事受注動態統計調査報告

2005-11-12

 国土交通省は10日、17年9月分の建設工事受注動態統計調査をまとめ、公表した。それによると、受注高は5兆8655億円で、前年同月期に比べ2・0%減少した。このうち元請受注高は4兆2365億円で同1・8%減少し、下請受注高は1兆6290億円で、同2・7%減少した。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は同6・3%減少し1兆3937億円、民間等からの受注高は同0・6%増加の2兆8428億円となった。業種別では、総合工事業が4兆3186億円、同1・5%減となり、10か月ぶりの減少。職別工事業が4262億円(同9・5%減)で、3か月連続の減少となった。設備工事業については1兆1208億円(同0・8%減)と、3か月ぶりの減少となった。また、工事種類別では土木工事1兆3170億円、同6・3%減となり8か月ぶりの減少。建築工事(建築設備工事を含む)2兆5948億円、同1・8%増、3か月連続の増加となった。機械装置等工事3247億円、同9・1%減となり、3か月連続の減少となった。
 公共機関の受注工事額(1件500万円以上)は1兆3483億円で、前年同月比2・1%減少した。
 発注者別にみると、国の機関からは4379億円、同比21・9%増加し、5か月連続の増加となった。そのうち国は2503億円で同42・1%増、7か月連続の増加となった。公団・事業団991億円、独立行政法人538億円、政府系関連企業346億円、国以外の機関は1875億円、同2・5%増となり、3か月ぶりの増加となった。地方の機関からは、都道府県3944億円、同10・8%減、4か月ぶりの減少。市区町村4143億円、同8・7%減で、先月の増加から再び減少。地方公営企業706億円、同13・1%増で、先月の減少から再び増加に転じた。その他は311億円、同48・1%減と、6か月連続の減少となった。工事分類別で受注額の多いのは、「道路工事」3327億円、「下水道工事」1844億円、「治山・治水」1558億円だった。
 民間等からの受注工事のうち建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)は9508億円で、前年同月比2・1%減少した。工事種類別に受注工事額が多いのは「住宅」4740億円、「事務所」1005億円、「工場・発電所」739億円だった。
 民間等からの受注工事で、土木工事及び機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2986億円で、前年同月に比べ10・5%減少した。発注者別では、農林漁業41億円(同比67・7%増)、鉱業・建設業105億円(同216・7%増)、製造業949億円(同7・4%増)、電気・ガス・熱供給・水道業460億円(同49・8%減)、運輸業535億円(同31・7%減)、情報通信業283億円(同19・7%増)、卸売・小売業55億円(同75・5%増)、金融・保険業12億円(同3・4%増)、不動産業199億円(同51・0%増)、サービス業305億円(同65・5%増)、その他40億円(同59・5%減)となった。工事種類別で、受注工事額が多いのは、「機械装置等工事」1084億円、「鉄道工事」471億円、「その他の土木工事」390億円だった。

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