業界記事

1年延期で来年度着工へ/大工町再開発

2005-11-11

 水戸市の中心市街地活性化の起爆剤としてホテルや高層マンション等の建設が計画されている大工町1丁目地区第一種市街地開発事業で、今年3月から事業主体の再開発組合(西野一郎理事長)が策定を進めていた実施設計の概要が明らかになった。それによると、施設計画で住宅棟の階数を23階に縮小したほか、低層階部分に有料老人ホームを配置。駐車場スペースは1棟に独立させ、ホテル棟も11階に変更した。また、年内の本体着工を予定していた当初のスケジュールも約1年延長。今年度いっぱいをかけて実施設計の詳細を詰めるほか、権利変換計画を作成。18年度は、権利変換計画の認可を受け、秋口ごろから既存建物の解体工事を実施し、引き続き本体工事に着手する見込みだ。施設のオープンは20年11月ごろを予定している。総事業費は133億7600万円。
 今回、明らかになった施設計画によると、計画区域は大工町1丁目と天王町の各一部を含む約1・5ha。うち敷地面積は約9600㎡。
 施設計画では<1>ホテルオークラが運営するホテル棟(約100室、地下1階地上11階建て延べ1万6100㎡)<2>事務所・店舗・クリニック・デイサービスなどの福祉施設等が入居する店舗棟(地下1階地上7階建て延べ1万900㎡)<3>大和ハウス工業(株)の高層分譲マンション(約150戸)や低層階に有料老人ホームを配置する住宅棟(地下2階地上23階建て延べ1万9800㎡)<4>約350台が収容可能な駐車場棟(地下3階地上7階建て延べ1万2300㎡)-の4棟を建設する。
 このほか、周辺の公共施設整備として、市道上市233号線(L約120m、W6m)と市道上市234号線(L約180m、W12~15m)の道路2路線を整備する。
 総事業費は、建築・道路など工事費に100億7200万円、造成工事・補償など土地整備費に17億7300万円、調査設計計画費に7億3400万円など、合わせて133億7600万円を試算している。
 今後のスケジュールについては、今年度内いっぱいをかけて実施設計の詳細を詰めるとともに、権利変換計画を作成。
 来年度は、権利変換計画の県知事認可が下り次第、秋口から既存建物の解体工事を実施し、引き続き、本体の一部工事に着手する見通し。
 順調に工事が進めば、平成20年度中に工事が完了し、施設オープンは20年11月ごろを予定している。
 一方、水戸市では、この再開発事業の整備に合わせ、良好な都市環境の創出・将来にわたる健全な土地利用と秩序ある街並みの形成・維持を図るため、再開発組合の要望を受けて、施行区域を対象に地区計画の都市計画決定を行う。
 主に、歩行者の回遊性を確保するために計画する歩行者広場(面積約1100㎡)の整備区域を中心に、建築物等の用途制限や建築物等の形態又は意匠の制限を行う。
 今後、地元説明会を今月中にも行い、来年2月の都市計画案の縦覧、同3月の市都市計画審議会の諮問を経て、来年4月に決定告示する方針。

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