業界記事

知事、県民局長の現場視察/森林土木事業研修会で

2005-11-10

 県利根環境森林事務所(川畑正史所長)は7日、利根沼田県民局で森林土木事業主任技術者研修会を開催、約70人の技術者が参加した。
 同研修会は、労働災害の撲滅と技術力向上を目指し、毎月初旬に実施しているもの。季節毎に重点事項を決めており、最近では、7月に土石流による労働災害、8月には公共工事労務費調査、9月は台風等の豪雨災害防止などをテーマに講習。今回は、中間指導点検及び検査日程についての報告のほか、県森林土木建設業協会との共催で、知事表彰に輝いた昭和村糸井地内の復旧治山事業(三川建設(株)の施工)と県民局長表彰を受賞した片品村東小川地内の予防治山事業(角田建設工業(株)の施工)の現場を視察した。
 研修会に先立ち、主催者を代表して川畑所長をはじめ、県森林土木建設業協会の中神健治理事、県建設業協会沼田支部の青柳剛支部長がそれぞれあいさつ。川畑所長は、毎月行っているこの研修会が、同事務所の独自企画であることを強調、研修会に参加することで、各社が高いレベルを維持し、向上出来ると明言。さらに、昨年末に沼田管内で発生した死亡事故を踏まえ命の重要性を訴え、年度末に向け転落や重機災害のほか、伐採などでも事故が起こることを示した。知事及び県民局長表彰を受賞した現場の視察については、利根沼田地域の技術向上を目指し、見るだけでなく色々な質問を通じ、技術の習得をして欲しいと、呼びかけた。
 中神理事は、ますます厳しさを増す建設業界の実状を語り、日経コンストラクションに掲載されていた『社外の人に頼られる技術者』の記事を引用、現場では目的意識を持ち、ユーザーの目線で仕事を仕上げることの重要性を強調。表彰を受賞した現場視察を通じ、「この機会を利用して新たな力をつけて欲しい」と、結んだ。
 青柳支部長は、利根沼田県民局長表彰の祝辞で話した表彰受賞現場の視察実現に感謝、この研修会をはじめ、様々な分野での情報公開の重要性を強調。知事表彰を受賞した三川建設(株)の現場について、急カーブを均一のメジ幅で仕上げた間知ブロック積みを称賛。材料と材料の接触する部分の処理が重要であるとし、マネをする気持ちで取り組むことを伝えた。さらに、最近の竣工検査で、評価項目が、書類なのか、仕上がりなのかが疑問視されていることを指摘、結果的には良いものを作ることが、未来永劫ずっと変わらないことであると、訴えた。
 場所を移動して昭和村糸井地内と片品村東小川地内の現場を視察。昭和村の工事概要は、護岸工(634㎡)として間知ブロック積みL362m(両側)。最前線で統括指揮した林修司主任技術者(三川建設(株))とブロックを積み上げた横坂千弘技術者が説明。横坂技術者が、カーブ中の丁張りのかけ方や等間隔で積むコツなどを伝授した。一方の片品村は、落石防護壁工(2基、L76m、鋼材)についてを、鈴木誠主任技術者が解説した。

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