業界記事

現道ルート復旧案を採用/妙見町大崩落か所/年度内にも工事発注へ

2005-11-09

 中越大震災で大規模に被災し「奇跡の救出劇」の現場となった県道・小千谷長岡線(長岡市妙見町)大崩落か所の復旧策について、このほど長岡市の森民夫市長と小千谷市の関広一市長が泉田裕彦知事と会談し、原形復旧により早期開通を目指す「現道ルート復旧案」を採用することで合意した。工事は今年度内にも発注する見通し。工期には約1年半を見込んでいる。
 同路線の復旧にあたり、新潟県では、先月下旬に<1>現道ルート復旧案<2>トンネル案<3>橋梁案―の3つの復旧案について意見を募集。その結果、現道ルート復旧案が全体の7割を占めた。現道ルート復旧案に寄せられた県民意見では、経済性や工期を考慮して、工事費が安く、かつ最も早く開通することを望む声が多かった。
 また、地元の両市長も交通渋滞等解消に向けて早期開通の必要性を訴え、現道ルート復旧案を要望したことから、今回の決定に至った。
 現道ルート復旧案の概要は、道路復旧延長がL300m(縦断勾配2・5%)。掘削土量42万。計画では切土工を行い、不安定土塊を排土する。切土法面には風化防止を目的とした法面保護工(植生等)を行う。また、上部切土法面は既設の鉄塔に影響させないよう勾配を立てる必要があり、グラウンドアンカー工で抑止を行う。概算工事費は36億円。工期は約1年半となる。
 道路概略・予備設計業務は在京のサンコーコンサルタント(株)、地質調査業務は(株)村尾技建(新潟市)がそれぞれ担当した。
 なお、震災を風化させないため、現場にメモリアルパークを整備する点については、改めて県と地元で協議を進める見通しだ。

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