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基本・実施設計に着手

　北関東防衛局は防衛医科大学校（所沢市並木３－２）の医学生舎・３棟建替基本・実施設計に近く着手する。基本・実施設計業務は泉創建エンジニアリング（文京区、℡03－６８６１－５１０１）に２０２３年３月15日納期で委託した。工事は23年度以降に順次発注し、新築と既存解体を玉突き方式で進める考え。
　医学生舎は敷地面積約29万㎡の北東端に位置し、１９７５～78年に完成。老朽化などで建て替える。新築規模は１期・２期生棟がＲＣ造８階建て、延べ床面積約５６００㎡、３期生棟（食堂・厨房含む）はＲＣ造８階建て、延べ床面積約７２００㎡、４期生棟についてはＲＣ造７階建て、延べ床面積約５０００㎡を計画している。
　医学生舎は防衛医科大学校医学科の学生が入る施設となり、医師である幹部自衛官を目指して必要な知識、人格などの修得を目的としている。定員４８０人で、教育訓練期間は６年。
　解体する既存施設の規模などは次のとおり。
　▽学生舎１期生棟＝ＲＣ造４階建て、延べ床面積約２７００㎡
　▽学生舎２期生棟＝ＲＣ造５階建て（一部ＲＣ造平屋）、延べ床面積約３０００㎡
　▽学生舎３期生棟＝ＲＣ造５階（一部２階）建て、延べ床面積約２９００㎡