業界記事

処理センター上部基盤整備へ/進入道路を18年度竣工

2005-11-08

 県荒川左岸南部下水道事務所は、戸田市美女木地先にある荒川南部流域下水道終末処理場(荒川処理センター)の上部基盤整備に向け、実施設計を10日に委託する。戸田市や地元住民と上部利用計画の協議を進めながら、年度内に基本設計と詳細設計をまとめ、19年度以降の本体工事に備える。
 実施設計対象か所は、水処理施設の第5系列・第6系列・第8系列に加え、今年度本体の基礎工事に着手した第7系列(平成21年度末竣工予定)を含んだ合計4系列の上部(約150m×480m)、約7・2ha規模。ただ、7号処理施設の処理槽南端上部には、将来的に送風機棟を建設する計画(事業計画変更の認可申請を年度内に予定)があるため、必要部分は除かれる。
 上部利用計画を固める上で、たたき台となる覆蓋の荷重条件は、第5・6・8系列が1㎡当たり1・5t。第7系列は同3tの規格。戸田市が平成15年2月に策定した「荒川処理センター上部利用計画」で、第7系列の位置に屋内施設、池、雑木林などを整備方針に盛り込んだことから、7系列の荷重条件が異なっている。覆蓋の高さは地盤面から4・8m。
 全体では、芝生広場、多目的広場(テニスコート)、園路、駐車場、トイレ、展望広場、舗装広場などの施設が想定されている。
 基本設計では、利用計画に定めた基本的内容に基づき、設計条件との整合性を図り、技術的、デザイン的、経済的な見地からの設計指針を明らかにし、実施設計に向けて、公園の骨格となる施設配置、諸施設の形状、基盤施設、植栽などについて概略設計を行う。
 詳細設計レベルは、概略に基づき、安全性、機能性、市場性、施工性、デザイン性などから、詳細検討を行い、工事内容が十分に把握できる設計図書を作成する。特に、施設ゾーンの送風機棟、広場ゾーンの散水施設は、必ず考慮すること、と明記されている。
 施工スケジュールについては、当初、第7系列のエリアを除き、20年度の暫定供用を目標としていたが、現時点では未定としている。今後、県、戸田市、地元住民で協議を進める中、暫定供用を目指すか、第7系列の竣工を待って着工するかを選択する。
 一方、県が整備する上部空間へのアクセスは、外環と並行する国道298号の側道から、第6系列に橋梁構造のスロープを取り付ける計画だったが、第5・6・8系列の送風機棟など、施設配置の問題上から、第8系列へ盛土・擁壁構造とボックス構造で取り付けることに変更した。設計は、セントラルコンサルタント北関東営業所(さいたま市、電話048-647-7555)が16年度に手掛けた。
 同アクセス道路は、幅員5m、延長約110mで、第8系列脇の管理用道路となるボックスカルバート部分(内幅10m、内高5・3m、外高7・2m)の工事を10月31日に発注し、斎藤工業(さいたま市)が落札した。残り約100mは18年度の施工予定で、地盤改良を施してから、盛土して舗装する。この両側は敷地に余裕がないことから、法面にはせず、擁壁で支える計画。
 なお、同アクセス道路への接続は、さくら川(荒川左岸排水路)に架かる草刈橋を渡り、外環・国道298号下のボックスカルバートを通り、外環沿いの斜路を経て、処理場内に入るルートになるようだ。

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