業界記事

日川橋付近改良で予備設計着手 県峡東建設

2021-11-30

 県峡東建設事務所は国道411号日川橋付近(山梨市一町田中地内)の改良に向け予備設計に着手した。山梨、笛吹両市街地のアクセスなどに利用されているが、道幅が狭く歩道もない状況。拡幅するとともに歩道を整備し、安全性向上を図る。改良が困難な一部区間についてはバイパスの整備を検討する。
 同事務所道路課によると、JR山梨市駅南側から国道411号までを結ぶ、県道山梨市停車場線を改良。道幅を16mに広げ、両側に歩道を整備する。国道411号については日川橋南詰交差点付近を改良する。対象区間の延長は1・2㎞程度を見込んでいる。
 同県道のうち重川橋周辺はすでに改良済み。それと同様の改良を南へと進めていく。県道と国道がつながる一町田中交差点については、寺(称名院)やマンションが隣接しており用地の確保が困難な状況。このため同交差点を回避するよう、西側へバイパスが整備できないか検討する。
 今のところ日川橋の位置は変更しない方針。同橋南詰交差点については見通しが悪く、勾配もきついため改良する。交差点の形状が悪く、優先道路が分かりにくいとの声もあるため、線形や縦断勾配を見直す。
 本年度予備設計をサンポーに委託。同課は大まかなルート検討などを年度内に完了し、来年度、県庁内の事業評価にかける方針を示している。

【写真=道路改良が計画されている山梨市一町田中周辺】

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