業界記事

前橋市の新市基本計画の道路整備について

2021-11-27

前橋市は新市基本計画事業として拡幅などの改良を進める小暮石井線および時沢米野線の整備について、用地買収の状況を考慮しつつ、2022年度も工事を推進する。同計画で事業未着手の2路線のうち、新設に取り組む辻中島線は現在進捗中の2路線の状況を考慮しつつ事業化を目指す。残る拡幅整備を行う市道22-8055号線は、県の農地整備事業の中で用地を確保し、早期に工事へ移行する。
小暮石井線(市道00-196号線)は、富士見町石井と同町小沢の境を起点とし東へ向かう路線。現在、進捗している2期は赤城白川から主要地方道前橋赤城線までの1200mとなっている。現況幅員5~6mを9・75mへ広げ、南側に3mの歩道を設置する計画。21年度は用地買収をメインに進めており、各所で拡幅工事に備えて側溝や擁壁の設置などを行っている。
年度末までの事業進捗率は45%となるもよう。22年度以降も事業費の状況を考慮しつつ、用地買収および拡幅整備を進め、年度の整備進捗を目指している。
富士見町時沢地内を通る時沢米野線(市道00-199号線)も拡幅および歩道整備に取り組んでいる。中島住民センター(富士見町時沢2729)を起点に東へ向かい、前橋赤城線までの約700mを事業区間としている。現況幅員6・5mを9・5mに拡幅し、うち南側2・5mへ歩道を設置する。うち、350mが完成、120mが施工中、残延長は約230m。
21年度末の事業進捗率は59%を見込む。24年度の事業完了を目指して、用地買収や拡幅工事を進める。
両線の進捗状況を考慮して、都市計画道路3・5・5号辻中島線の整備に着手する。富士見町時沢地内で新設を計画する路線で、事業延長160m、幅員12・3m、両側に2・5mの歩道を設ける。
市道22-8085号線(旧村道8085号線)は拡幅改良に取り組む。上細井町と富士見町時沢の境を通る砂利道となっており、現況幅員は2・5m。事業延長は570mとなり幅員を5・2mに広げ、アスファルト舗装を施す計画となっている。
施工箇所では、県中部農業事務所農村整備課による農地整備事業、上細井中西部地区が進められている。県事業で道路の拡幅用地を確保し、市による道路整備工事が行われることとなる。26年度以降に初弾工が発注される見通し。

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