業界記事

工事成績活用を開始/準市内業者実態調査も

2005-11-07

 東京都八王子市財務部契約課は、入札、契約手続きなどの改善を実施した。内容は、入札・契約適正法に基づく、指名競争入札における業者選定時の「指名した理由」の公表と、過去5年間の工事成績評定データベースを活用。さらに、不良不適格業者排除に向けた参加資格者の実態調査の実施に踏み切る。
 指名理由の公表については、業者選定の過程を明らかにし、透明性の向上を図るため実施。対象は、解除条件付指名競争入札対象工事(予定価格130万円超で解除条件付一般競争入札対象案件を除く)。公表方法は、入札後に契約課カウンターにて閲覧、財務部ホームページにて公表。11月1日以降に指名通知書を送付する案件から試行し、18年度から本格実施する。
 指名競争入札に参加する業者選定要件に過去5年間の工事成績評定データベースを活用することに関しては、工事成績の優良な施工者を対象とした工事入札案件を設定することで業者の施工意欲の向上および技術向上の促進を図る。さらに工事成績の不良な施工者を排除し、適正な工事品質の確保を図る。
 優良施工業者対象の解除条件付指名競争入札案件の設定は、17年度内はランク毎に任意に設定。対象業者は、過去2年間(15・16年度)の土木工事における工事成績評定点の平均が80点以上の者の市内業者(施工数が1案件でも可)。11月1日~18年3月末を試行期間とする。18年度以降は、対象工事の工種などの枠を拡大、各年度の発注予定から年度毎に年間計画を策定する。
 さらに、解除条件付指名競争入札参加業者の指名要件および解除条件付一般競争入札の参加資格要件に工事成績評定を積極的に活用する。指名要件内の優先指名として、指名業者の選定にあたり、同格付の中から同一条件で複数の業者が該当する場合、過去5年間の工事成績評定データベースから評定点の高い者を優先して指名。不良不適格業者の排除としては、同一年度内に2回以上または2回連続して評定点が70点未満の場合、翌年度当初の4か月(5月から8月まで)の間、指名競争入札においては、指名を回避する。また、解除条件付一般競争入札においては、翌年度当初の3か月間(5月から7月まで)参加資格を失う。
 競争入札参加資格者の事業所の実態調査は、市内に転送電話のみを設置するなど事業所などの形態をもたない不良不適格業者の排除と「指名競争入札参加者指名基準」に基づく指名競争入札および解除条件付一般競争入札の適正な執行を図る。
 調査対象は、市内に支店、営業所等を有する準市内業者。調査期間は、11月1日~18年1月末まで。調査方法は、対象業者に状況報告書を送付し、提出させる書面による調査。加えて、状況報告書に基づく訪問調査。実態調査に基づき、別に定めた基準を満たしていないと認められる場合は、準市内業者から市外業者へ取扱いを変更する。変更時期は、18年4月1日。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】9時30分~18時30分
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野