業界記事

真岡土木、西田井二宮線、来月に道路詳細設計、東大島3.2㎞をバイパス化

2021-11-17

 県真岡土木事務所は、一般県道西田井二宮線の東大島工区(真岡市小林~東大島)で3・2㎞区間のバイパス整備を計画している。事業期間は2022~31年度。全体事業費は20億円を想定。今年度は3・2㎞区間(①主要地方道つくば真岡線~一般県道真岡岩瀬線間2・2㎞②真岡岩瀬線~山前小学校南交差点間1㎞)の測量と設計に着手。測量業務は4分割で今月中旬に入札。道路詳細設計は来月発注する予定。
 22年度は、道路詳細設計が完了する秋頃に地元説明会を開催し、説明会後に①区間の整備に着手。穴川東部幹線水路を横断する構造物詳細設計や用地測量、用地補償、一部工事を見込んでいる。①区間の供用開始は26年度、②は31年度を目標としている。
 計画幅員は11・5m。車道3m×2、西側に片側歩道2・5m。本区間は真岡市の自転車ネットワーク計画に位置づけられているため、両側路肩は自転車が通行可能な1・5mの幅を確保する。
 東大島工区の現道は、幅員が狭あいで歩道も未設置。大型車の交通量も多いことから車両同士のすれ違いが困難で、歩行者や自転車の通行も非常に危険な状況となっている。バイパスを整備することで通過交通を転換し、現道部の安全性向上を図る。
 東大島工区は、北関東自動車道関連で概略設計を実施。2002年に物井地区土地改良事業で工区南側の用地を一部取得。15年に小貝川西Ⅱ地区土地改良事業で工区南側の用地を一部取得した。
 16~17年度に山都(真岡市)が公図公簿調査を実施、18年度は日昌測量設計(宇都宮市)が公図公簿調査を行い、20年度に新規調査着手箇所に決定。21年3月に道路概略設計をピーシーレールウェイコンサルタント(宇都宮市)に委託。また、21年7~9月にかけて公図公募調査を東洋測量設計(同)と日昌測量設計(同)が実施した。

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