業界記事

スムーズ横断歩道25日まで試験設置

2021-11-17

 村上市と村上警察署、羽越河川国道事務所は、9日から村上市内の通学路に可搬式ハンプを用いた「スムーズ横断歩道」を試験設置した。
 スムーズ横断歩道とは、横断歩道部の路面を10㎝盛り上げて凸部(ハンプ)とし、緩やかな傾斜とすることで車の減速を促すもの。また路面を盛り上げた分だけ、運転手からも歩行者が見えやすくなる。
 安全な通行区間の確保を図るため、国土交通省道路局と警察庁交通局が連携して進める「ゾーン30プラス」の取り組みの一環で、村上小学校西側交差点付近の三之町地内に設置。現場は村上小学校通学路に指定され、見通しの良い直線道路であるため車がスピードを出しやすい。全国17カ所で同様の取り組みが行われており、県内では初設置となる。
 今月25日まで試験設置され、設置前後での速度低下の効果や歩行者の利用状況などを検証する。擦り付け部のゴム製可搬式ハンプは北陸技術事務所が貸し出し、設置工事は管内で維持管理業務を担当する福田道路が施工した。
 9日早朝には、関係者らが実際に通学する小学生の様子を確認。現地を確認した高橋邦芳村上市長は「交通安全を意識するためのハードが整った。この施設をきっかけに歩行者、運転手の交通安全意識を醸成することが重要となってくる。市としても歩行者の安全性向上に期待している」と語った。
【写真=スムーズ横断歩道を渡る小学生】

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