業界記事

総合評価方式を試行/フェンス改修工事で

2005-11-01

 水資源機構群馬用水総合事業所は、総合評価落札方式を試行的に実施することを決め、このほど指名通知した。
 新たな契約方式として実施するのは、施工数量を評価指標とする総合評価落札方式。指名通知の段階で事前に予定価格を明示し、標準施工数量及び仕様等を基に入札参加者が技術力を活用して入札時において予定価格の範囲内で価格及び標準施工数量以上の範囲で施工可能な数量を入札し、「入札した数量(得点)/入札価格」の『評価値』が最も高い者を落札者とする。価格だけでなく、施工規模とトータルして競う方式。
 この入札のメリットは工事目的物の品質を確保したうえで、早期事業効果が図られる。例として、仮に道路舗装を行う工事の際、通常の指名競争入札はあらかじめ施工延長を設定するが、今回の入札は標準施工数量は設けるがそれ以上の数量(規模)の施工も可能となる。つまり、仮に全体計画が100mの場合、指名競争は70mしかできず残りは次年度となるのに対し、今回の方式では場合によっては100mすべてを施工する可能性もあり、その場合は完成時期が早まる。
 落札者決定までの流れは、まず指名通知を行い、予定価格、標準施工数量、仕様書などを事前明示。その後、指名を受けた業者は施工計画を作成し発注者に提出。これを受け発注者は提案書を審査し、採否について審査を行いその結果を指名各社に連絡。その後、価格及び施工数量を入札し、評価値(入札した数量得点/入札価格)が最も高い者を落札者とする。例えば、A者は入札価格945万円、入札数量2300㎡、B者は入札価格924万円、入札数量2200㎡の場合、評価値はA者が24・34、B者が23・81㎡で、B者よりも入札価格が高いA者が落札者となる。
 今回指名通知したのは、箱田第1開水路フェンス改修工事(北橘村)で、10者を指名通知し12月1日に入札する。
 同事業所では、今年度はこれ以外の該当工事はないとしており、当面は均一の数量のある工種(堆砂土砂の浚渫、道路工事、フェンス設置など)に限って実施する方針。

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