業界記事

神流町がみかぼ高原荘跡地にキャンプ場新設

2021-04-17

神流町は、みかぼ高原荘(生利2212-5)の跡地で行うキャンプ場新設の造成工事と施設新築工事について、既存施設解体工事の進捗を見つつ、7月以降の指名競争入札に向け準備を進める。造成工事と施設新築工事は分離して発注する。施設新築工事設計・工事監理や平板測量、解体工事は16日に開札。給排水施設工事設計は5~6月に指名競争入札で委託する。2020年度3月補正予算で施設新築工事設計・工事監理委託料を含んだ委託料1750万円のほか、工事費2億3000万円を確保している。
施設新築工事設計・工事監理は福島建築設計事務所(前橋市)、平板測量が横田調査設計(高崎市)、解体工事については塚本建設(藤岡市)がそれぞれ落札した。
敷地4万7000㎡に管理棟1棟のほか、炊事棟とトイレ棟を2棟ずつ新築する。このほか、テントサイトやペットとの宿泊が可能なドギーサイトなどを整備。国の20年度3次補正の地方創生拠点整備交付金を活用して整備を進める。
敷地東側に建設する、トイレと炊事場を兼ねた管理棟は、床面積190㎡を想定。内部にはフリースペースや図書スペースを計画する。
炊事棟とトイレ棟は、RC造2階建ての宿泊施設跡地とグラウンド跡地を一体的に整備して新設するテントサイトエリアと西側から南側の斜面にある2棟のあずまやの跡地にそれぞれ1棟ずつ建設する。
テントサイトエリアは、新型コロナウイルス感染症対策を図るため、1区画10m×10m程度の広々としたスペースを確保。約60区画設ける。管理棟に近い8区画については、滞在型のワーケーションなどに対応するため、電源サイトとして整備する。グラウンド跡地には張り芝を施す。
ドギーサイトはドッグラン跡地に整備。1区画13m×11mのテントサイトを約5区画新設する。また、ペット用の足洗い場施設も整備する。
このほか、歩道を敷地西側にあるW造平屋の宿泊施設跡地に整備。駐車場は離れの宿泊施設跡地に新設する。子ども向けのアクティビティエリアは多目的広場に設け、遊具の新設を計画する。

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