業界記事

鹿沼市、今年度は実施設計、北犬飼地区給食共同調理場

2021-04-16

 鹿沼市教育委員会は、北犬飼地区学校給食共同調理場整備事業に着手する。津田小(深津)を拠点校に子学校となる石川小(上石川)、池ノ森小(池ノ森)、北犬飼中(上石川)の3校に給食を供給。今年度は5~6月に実施設計を委託し、津田小給食調理場の内部改修内容を検討する。次年度以降に着工の見通し。併せて受配校となる3校の搬入搬出口の在り方を検討する。
 市内には市学校給食調理場(茂呂)と粟野地区学校給食共同調理場(口粟野)のセンター方式2カ所を有す。当初予算で工事費4591万4000円を措置。市調理場はコンテナプールの改修、粟野地区調理場は蒸気配管改修を計画。第1四半期中に発注する。
 市調理場は5小(東小、北小、菊沢東小、さつきが丘小、みどりが丘小)、3中(東中、北中、北犬飼中)の計8校に供給。粟野地区調理場は7小(中央小、西小、粟野小、清洲第1小、清洲第2小、永野小、粕尾小)、2中(西中、粟野中)の計9校に供給している。
 親子方式は5カ所の地区学校給食共同調理場を有し、板荷小(板荷)、加園小(加園)、北押原小(樅山町)、南摩小(油田町)、南押原小(磯町)の5校が複数校の給食を調理。単独調理場は津田小、石川小、池ノ森小、菊沢西小(見野)、みなみ小(南上野町)の5校。
 親子方式を採用する板荷地区は板荷小と板荷中の2校、加園地区は加園小と加蘇中の2校、北押原地区は北押原小と北押原中の2校、南摩地区は南摩小、上南摩小、南摩中の3校、南押原地区は南押原小、楡木小、南押原中の3校に供給する。
 北犬飼地区4校を親子方式の共同調理場に再編。単独調理場の稼働率を減らし、学校給食業務を効率化する。津田小調理場は自校約200食のほか、石川小約180食、池ノ森小約30食、北犬飼中約300食の計約710食を調理。供給量増に伴う内部改修が必要。
 津田小給食室はS造平屋建て延べ約168平方m。屋内改修のほか、トラック配送用の搬入搬出動線を検討。受配校の石川小、池ノ森小、北犬飼中への搬入搬出口の改修も必要。センター方式や自校単独方式に比べ、運営維持管理経費のコストダウンを図る。
 少子化による学校規模の変化を考慮。整備費用を抑制し、給食調理や配送業務の民間委託を推進する。市調理場の供給先から北犬飼中は外れ、単独校の石川小、池ノ森小の給食調理場は給食保管庫の役割を担う。各地区の共同調理場業務は民間委託されている。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野