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前橋市の２０２１年度学校施設等整備をまとめた。校舎大規模改造は上川淵小など５校で、５月以降に電気・機械設備工事を公告または指名通知する。トイレ大規模改造は小中７校が対象。また、７中学校美術室の空調設置や、２校の外壁落下防止などを計画した。
20年度はコロナ禍により大規模改造を中止するなど、変則的に対応した。21年度は中止とした３校を含む５校の大規模改造などを計画。すでに各校の建築工事を公告している。
各事業の内容はつぎのとおり。
【小学校大規模改造】
対象は上川淵、下川淵、芳賀、岩神、勝山の５校。建築は５月11日の開札予定。契約案件を６月議会に上程する。電気設備は岩神小と勝山小、機械設備は両校と上川淵小を一般競争入札、ほかは指名競争入札を予定。各工事が同時期契約となるよう発注時期を調整する。
【トイレ大規模改造】
小学校は城南、敷島、天川、大利根の４校が対象。天川は全面的なリニューアル工事となり、ほか３校は洋式化がメイン。中学校は元総社、宮城、富士見の３校を施工。いずれも床面ドライ化や洋式化など全面的に改造する。７月の着工で、６月までに個別に指名競争入札で発注する。
実施設計は◇細井小◇山王小◇第六中◇木瀬中◇桂萱中－の５校を予定。７月ごろの指名通知を見込む。
【外壁落下防止工事】
原小と荒砥中の２校で施工。６月ごろ個別に指名競争入札で発注。実施設計は天川小、新田小、桃川小、荒砥、木瀬中が対象。各校すべて９月から設計作業に着手する考えで、８月ごろの指名競争入札が見込まれる。
【中学校美術室】
対象校は◇第三中◇木瀬中◇荒砥中◇大胡中◇宮城中◇粕川中◇富士見中－の７校。６～８月に設計をまとめ、11月から工事に取り掛かる。美術室への空調設置は21年度で完了。