業界記事

桐生市は黒保根義務教育学校の改修工事

2021-04-15




桐生市は黒保根義務教育学校の設置に向けて、黒保根小学校(水沼400)の施設改修工事および職員室の増築工事を計画している。工事は、建築・電気・機械の3分離を予定。建築は校舎改修と増築でそれぞれ1件ずつ。電気と機械については、改修と増築を合わせての発注が見込まれる。工事4件の発注方法はいずれも一般競争入札となりそう。工事発注時期については職員室増築設計業務の完了後、早ければ7月ごろを見込んでいる。
義務教育学校設置事業は黒保根小学校と黒保根中学校(水沼342-7)の統合によるもので、施設一体型とし、黒保根小の校舎を活用する。改修工事は体育館とプールは行わず、校舎のみが対象となる。工事では教材室などを対象に普通教室へ改修するほか、特別教室への空調機器の設置、中学生仕様教室への改修などを予定している。改修工事に向けた設計業務は直営で現在も進めている。
改修する黒保根小校舎はRC造3階建て、延べ床面積2994㎡規模。1971年に竣工し、2005年度に群馬県建築設計センター(前橋市)が耐震補強設計業務を手掛けた。07年度には佐田建設(前橋市)が耐震補強および各所改修工事を実施している。
工事費は職員室の増築工事が大半を占める見込みとなっている。現段階で床面積120㎡程度を想定、構造はS造平屋が見込まれている。
設計業務は職員室の増築設計をさくら設計(桐生市)が6月末の履行期限で手掛けており、職員室の機能などを含めて、こちらも詳細を詰めている段階。
工事は21年度単年で進める予定となっており、22年4月の開校を目指している。
分割して工事発注する場合、同市の議会案件となる、契約額1億5000万円は超えることはなさそう。
当初予算で黒保根小学校施設改修工事費として、工事費1億9434万8000円を計上している。

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