業界記事

渋川市は古巻公民館で実施設計着手

2021-04-13




渋川市は古巻公民館(八木原678)の建て替えに向けて、2021年度は実施設計に着手する。基本設計業務は神山設計(前橋市)が進めており、5月末ごろに完了するため、その後の委託となる。このほか、駐車場予定地での地権者交渉も進める方針。
実施設計の発注方式は入札審査会の中で決定し、基本設計業務受託業者に随意契約を行うか、あるいは指名競争入札での委託が見込まれる。当初予算の設計委託料には2546万7000円を計上している。
基本設計業務の中で建物構造はRC造、延べ床面積2500㎡などの方針を固めている。地元からの要望としては500席規模のホールを求める声が強かったが、それ以下の規模となる見込み。新たなホールは移動式観覧席と一部、固定式観覧席も整備する。ホール活用時以外は多目的ホールとして使用、災害時には避難所として活用する方針。
駐車場予定地の交渉は公民館周辺で実施。現在、敷地内の駐車場は120台ほどが駐車可能だが、理想としては最低でも150台程度の駐車スペースを確保したい考え。
市内の公民館建設は14年度の赤城公民館が直近となるが、計画当初からは10年以上が経過。利用者のニーズ、設備の近代化なども進んでいることから前例にこだわらず検討している。
古巻地区は人口増加が見込まれる地域でもあり、ユニバーサルデザインの追及や多様なイベントの開催、防災機能や住民票発行などの行政サービス機能を持たせるなどといった施設を目指している。
同公民館は1988年に完成したS造平屋、床面積645・94㎡。敷地面積は4194・88㎡。元々は農業用研修施設で、公民館に転用しているため、現在の地区住民数に対して部屋数や面積が不足しており不便な状態が続いている。

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