業界記事
利根川上流は21年度事業概要で堤防整備など
2021-04-13
利根川上流河川事務所は2021年度に111億5000万円を投じて河川整備などに取り組む。県内関連では、首都圏氾濫区域堤防強化対策において堤防盛り土、水路などの付け替えなどを計画。さらに左岸築堤、河川管理施設の維持管理なども推進する。
予算額は利根川上流河川改修費72億8900万円、大規模河川改修費4億400万円、河川維持修繕費24億6000万円、堰堤維持費9億9700万円となっている。
県内関連の主な事業は次のとおり(▽事業名(場所)=21年度施工概要--の順)。
▽首都圏氾濫区域堤防強化対策(久喜、加須、羽生、行田市)=堤防の川表・川裏両側に盛り土し、断面を拡幅。川裏側の用地取得も進める
▽左岸築堤(加須市飯積地先)=川裏側の断面形状を確保する盛り土を行う
▽治水・利水・環境の機能保全に向けた施設の維持管理(全域)=堤防除草、堤防補修、河川巡視・状況把握、機械・通信設備の点検など
一覧へ戻る