業界記事

桐生市は桐生大橋の長寿命化事業

2021-04-07




桐生市は桐生大橋長寿命化事業で2020年度から進めている同橋取付橋の耐震補強について、21年度に落橋防止装置取付工および橋脚耐震補強工を行う。落橋防止装置取付工は国の内示後となり、5月ごろの発注を見込む。橋脚耐震補強工は渇水期中の発注を予定。当初予算には2件の工事を合わせて、1億5600万円を計上している。
清瀬町地内にある取付橋は市道1-38号線の橋梁。橋長102・5mで全幅20・4m。幅員構成は車道7m×2、歩道2m×2。
下り線側は1975年に完成した。4車線化に伴い、上り線側が86年に架設された。上部工は5径間単純PCT桁橋。下部工は橋台が逆T式で直接基礎となっている。同じく逆T式で直接基礎の橋脚が4基設けられている。
落橋防止装置は29カ所の設置を予定、橋脚耐震補強工は巻き立て工法により実施する計画。
補強設計は千代田コンサルタント(東京都千代田区)が作成した。
20年度は三興エンジニアリング(桐生市)が落橋防止装置16カ所の設置や縁端拡幅工、横桁補強工を手掛けた。
取付橋の耐震化完了後、桐生大橋の補強に取り掛かる。数カ年での施工を予定している。
渡良瀬川を跨ぐ同橋は橋長368・2m。上り線橋は全幅10・2mで1975年に架けられた。下り線橋は全幅9・5m、1986年の完成。
上部工は8径間で連続鋼溶接I型合成橋となっている。下部工は逆T式の橋台が直接基礎。7基ある橋脚は逆T式と張り出しT型。基礎は直接基礎とケーソンを併用している。

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