業界記事

5カ年で継続費14億、妙見浄水場の設備更新

2021-03-02

 長岡市は2021年度から5カ年の継続事業として妙見浄水場の監視設備更新に着手する。21年度水道事業会計当初予算で継続費14億900万円を設定し21年度分に4億3500万円を充てる。設計は昭和設計事務所(長野市)が担当。
 別事業で同浄水場のPAC(ポリ塩化ナトリウム)注入設備更新にも21・22年度の期間で3億2000万円の継続費を設定し21年度に1億4900万円を充てる。
 同浄水場は妙見町528-1地内。敷地面積5万5030㎡、1971年の完成で施設規模は延べ床面積約7814㎡。1日当たり11万8000立方を送水する市上水道の中心施設。築後50年に達する施設だが耐用年数の前から長寿命化に向け設備改修に取り組んできた。新年度から浄水場全体の監視設備などを更新する。
 同浄水場の主要施設は、取水施設がRC造の取水口2門、馬蹄型の導水ずい道L980・7m、沈砂池はRC造210立方が1基、取水ポンプは縦軸型φ400㎜×55kWが5機。浄水施設の沈殿池はRC造横流式3235立方が4池、急速ろ過器はRC造重力開放式で102・5㎡が10池。送配水施設は浄水池1400立方が1池、浄水池兼配水池3300立方が3池。非常用発電装置は6600V×750kVAのガスタービン発電機2機を有する。
【写真=設備更新する妙見浄水場】

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