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県農村整備課が2021年度新規県営事業箇所示す

2021-03-02

県農村整備課は2021年度の県営農村整備事業における新規採択希望地区を明らかにした。県営整備事業は甘楽町内で地すべり対策などを行う河振など3地区5億8000万円、調査事業は嬬恋村で農道保全対策を実施する嬬恋西部地区など4地区3900万円を予定しており、合計6億1900万円で事業を推進する。また、県単独事業としては、ため池改修に向けた調査を太田市内の2地区3100万円で計画している。
整備事業として着手するのは河振のほか伊勢崎市、太田市にまたがる佐波新田用水第1地区および同第2地区。河振は西部農業事務所、佐波新田用水の1~2地区は中部農業事務所が所管。
河振は農村地域防災減災事業(地すべり対策)として実施。工期は21~25年度を予定しており、集水井工や水抜きボーリング工、排水路工などを行う。
佐波新田用水の第1・2地区は(農山交)水利施設等整備事業(基幹水利施設保全型)として用水路の改修を計画。いずれも工期は21~25年度となる。第1地区は上流部900mの改修とサイホン補修を予定。第2地区は下流部の1200mで改修を行う。
嬬恋西部地区以外の調査事業は◇押切境(太田市、埼玉県熊谷市)◇大間々用水(みどり市)◇西長岡ため池(太田市)-を予定している。
嬬恋西部地区は(農山交)農地整備事業(通作条件整備・保全対策型)として農道の点検診断を3500mで行う。所管は吾妻農業事務所。
押切境地区は(農山交)水利施設等整備事業(基幹水利施設保全型)として排水機場および排水路1900mを対象とした機能保全計画を作成する。担当は東部農業事務所となる。
大間々用水も同じ事業として実施を予定。東部農業事務所で導水路4100mでの機能保全計画を修正する。
西長岡ため池は農業水路等長寿命化・防災減災事業として東部農業事務所が実施。同ため池が3カ所連なっているため、全てで調査診断を行う。
県単事業としては、東部農業事務所が所管する太田市の寺ヶ入溜池と湯之入上溜の2カ所について、ため池緊急防災減災対策として調査を行う。

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