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サッカー場に着工/旭市21年度予算/第二市民会館を改修/一般会計21%減の299億円

2021-02-24

 旭市は、26日に開会する3月定例議会に2021年度当初予算案を上程する。一般会計は対前年度当初比21・2%減の298億9000万円。一般会計の普通建設事業費は41億8631万4000円で、同41・0%減。一般会計と特別会計、企業会計を合わせた総額は同15・8%減の498億5698万円となる。普通建設事業費は、新市役所庁舎の完成などから減額幅が大きくなった。主要事業では、生涯活躍のまち形成事業、サッカー場整備事業、社会教育施設再編事業などに予算を計上した。
 サッカー場整備事業は、旧飯岡中跡地(萩園1298―2ほか)に、サッカー場を中心としたスポーツ施設を整備する。サッカー場は同跡地3・1haのうち、西側の1・2haに整備。20年度はアーバンデザインコンサルタント(東京都新宿区新宿1―26―9)に委託し実施設計を行っている。設計工期は3月25日まで。工事費として4億895万2000円を措置した。
 社会教育施設再編事業では、第二市民会館の改修工事を実施する。事業費は2億3883万7000円。20年度は飯島建築設計事務所(旭市ニの436―2)に委託し実施設計を進めている。建物は1980年3月の竣工。敷地面積は3087㎡。建物規模はRC造2階建て延べ約1498㎡。改修では、施設のバリアフリー化を図るとともに、地域の防災拠点としての役割を果たす施設とする。工事費2億2463万4000円と設計・監理委託321万3000円などを措置した。
 一方、蛇園地区排水路整備事業は、蛇園南地区の道路冠水被害を改善し、地域の安全・安心な生活環境の向上を図るために実施。排水路整備工事等に1億2436万円を計上した。
 主要事業は次の通り。
【総務費】
 ▽生涯活躍のまち形成事業=5億7126万4000円。①(仮称)おひさまテラス指定管理業務委託8500万円②生涯活躍まち事業化支援業務委託1047万2000円③多世代交流施設整備費負担金4億7368万2000円(内装整備費負担金)
【農林水産業費】
 ▽園芸生産強化支援事業=1億2876万8000円▽農業基盤整備事業=6226万4000円
【土木費】
 ▽急傾斜地崩壊対策事業=2870万4000円▽道路新設改良事業=3億3022万2000円▽冠水対策排水整備事業2億2688万円▽蛇園地区排水路整備事業=1億2436万円(ボックスカルバート170m)▽飯岡海上線連絡道路三川蛇園線整備事業6億8347万5000円▽南堀之内線バイパス整備事業=2億1230万円▽震災復興・津波避難道路整備事業=3億4598万円
【教育費】
 ▽教育の情報化推進事業=8281万7000円▽社会教育施設再編事業=2億3883万7000円▽サッカー場整備事業=4億895万2000円

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