業界記事
県など3者が災害廃棄物の処理体制で協定締結
2021-01-22
県、熊谷市、太平洋セメントの3者は、循環型社会の形成の推進および災害廃棄物の処理に関する協定を締結した。大規模災害により発生した災害廃棄物は迅速かつ円滑に処理する必要があり、災害発生に備えて、平時から県における災害廃棄物処理体制を整備した。
役割は、県が太平洋セメントに対し災害廃棄物処理などに必要な協力を要請するとともに、関係市町村などと調整。熊谷市は、受け入れ工場が立地する地元市として、廃棄物の受け入れの調整に協力する。太平洋セメントについては、県からの要請時に同社熊谷工場において、災害廃棄物の受入処理を実施するための体制を整える。同社は都市ごみ焼却灰や下水汚泥などの廃棄物をセメント原料として再生利用し、循環型社会の構築に貢献している。
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