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　県の２０２１年度予算編成に際し、大野元裕知事による予算審査が21日に始まった＝写真＝。各部局の幹部が予算要求のポイントや事業の必要性、要する予算額について説明し大野知事が査定を行うもの。21日は始めに、環境部がＳＤＧｓの実現に向けた事業を説明し、その後、企業局と企画財政部がそれぞれ説明を行った。下水道局を除くほぼ全てに当たる15部局が対象として行われ、28日までに37の重要施策が審査される。
　20年12月23日時点での21年度当初予算の要求状況は、一般会計総額が対前年度比９３６億円増（４・８％増）の２兆５３９億円。部局別では県土整備部が同77億円増の１１３１億円、都市整備部は同31億円増の２３３億円、教育局が同１１５億円増の４３７０億円などとなっている。
　知事審査後、県は予算案を取りまとめ、２月19日開会予定の定例議会に予算案を上程する運び。