業界記事

太田市は斎場整備に向け基本計画策定着手

2021-01-16

太田市は新斎場整備に向けた基本計画策定に着手する。2021年度末までにまとめ、最短22年度に設計着手、25年度の供用開始を目指し、工事を進める。計画策定業務を行うコンサルは指名通知済みで下旬にも決定する。策定費用は21年度までの債務負担行為で、1102万9000円の限度額を設定している。周辺自治体を含めた斎場再編が進んでおり、太田市斎場へ大泉町外二町斎場を統合、新斎場を整備する計画となる。
施設の老朽化と炉数不足を解消するため、大泉、邑楽、千代田町との業務広域化と斎場統合を計画。大泉町外二町環境衛生施設組合の斎場隣接地を新斎場建設の第一候補地としている。
新施設の運営主体については、一部事務組合を設立するなどの案が挙げられている。方針を固め早ければ21年度にも設立する運び。
基本計画の策定業務では、斎場の構造や延べ床面積などを検討するほか、25年度完成を目途とした整備スケジュールも詰めていく。
現在の太田市斎場は火葬炉が少なく、炉数不足が指摘されており、今後の火葬需要に対応するため、新施設は規模拡大の見込み。
1981年に建てられた太田市斎場はRC造(一部S造)2階建て一部3階建て、延べ床面積3069・17㎡。火葬炉(6基)や式場、事務室などがある本館のほか、待合室(3室)や集会室(2室)、売店、安置室などの待合室・集会棟で構成される。駐車場の台数は174台で第1駐車場58台、第2駐車場48台、第3駐車場68台の内訳。
統合を予定する大泉町外二町斎場は、80年に完成した火葬炉棟、待合棟と85年竣工の式場棟で構成。いずれもRC造平屋で総床面積は1535・47㎡。火葬炉(3基)、汚物炉(1基)、小動物炉(1基)、待合室、収骨室などが整備されている。

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