業界記事

新年度から敷島北小改修へ 甲斐市

2021-01-13

 甲斐市は新年度から敷島北小校舎・体育館の大規模改修に着手する方針を固めた。老朽化対策として内外装ともに大幅に手を入れる。国に補助金を申請し、内事後、補正予算に関連経費を盛り込む見通し。学校側と協議の上、準備工を進め、本格的な工事は2022年度を予定。同年度中の完成を目指す。
 学校施設の長寿命化の一環。校舎については内外装と一部電気・機械設備、体育館は躯体を残し全改修する。
 校舎は南北に3棟並んでおり、今回は真ん中と南側、計2棟を改修する。対象面積は2954㎡。現在野口一級建築設計事務所とともに予算内でできる工事内容を詰めている。工事は外壁の補修や防水など外回りから始め、内装も大幅にリニューアルする。照明はLED化するが空調は近年整備済みのため対象外。自動水栓と便器洋式化については、どの程度整備するか検討中。特に自動水栓については災害などで停電になった場合、使用できなくなる恐れがあるため、慎重に検討を進める。
 体育館は骨組みを残し全て改修する。かまぼこ型の造りで対象面積は1350㎡。疾測量が改修設計を担当した。
 事業費に国の補助金を充てる予定。その内示が出たタイミングで21年度中の補正予算に計上する。入札を行い施工予定者を選定、市議会での承認を経て本契約を結ぶ。校舎内に空き部屋があるため仮設校舎は使わない。卒業式と始業式を考慮し、本格着工は22年度に入ってからになる。同年度末までの完成を予定する。

【写真=大規模改修を行う敷島北小】

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