業界記事
文化会館発電機更新に4000万/12月補正予算案
2020-11-27
龍ケ崎市が12月の市議会定例会に上程する補正予算案が分かった。主なものでは文化会館で非常用発電機の更新に4000万円を計上。また中央図書館の和室改修に756万8000円を盛り込んでいる。
文化会館(愛称:大昭ホール龍ケ崎)は不具合で停止中の非常用発電機1基を更新する予定。議決後、新しい発電機の規模などを検討、精査する。来年夏ごろの完了を目指しており、工事費全額を繰越明許費に措置する。
中央図書館は新型コロナウイルスの感染防止対策の一環として、2階の和室を改修し、新たに小会議室や閲覧スペースを設ける。
補正案ではこのほか、大規模盛土造成地地質調査に1845万8000円、雨水排水ポンプ場更新工事に416万6000円を設定している。
また軟弱地盤などで事業を停止している道の駅整備で、護岸改修工事の修正設計を進めるセントラルコンサルタント㈱茨城営業所(つくば市)が新たに実施した地質調査の負担金482万8000円を計上。
現在は建設予定地となる牛久沼東岸の埋設物調査も進めており、河川管理者の県と協議しながら、対応の方向性を検討する。
一般会計全体には1億7624万6000円を追加し、総額を351億3034万5000円とする。
◇
補正予算案の主な内容は次のとおり。
【総務費】
◆道の駅整備・牛久沼地質調査負担金=482万8000円
【民生費】
◆さんさん館管理運営・屋上笠木改修工事=173万8000円
◆保育所等整備・私立保育所施設等整備補助金=644万7000円
【衛生費】
◆新型コロナウイルス感染症拡大防止対策
◇無線LAN環境構築委託=1069万6000円
◇中央図書館2階和室改修工事=756万8000円
【土木費】
◆宅地耐震化推進・大規模盛土造成地地質調査等委託=1845万8000円
◆道路排水管理・雨水排水ポンプ場更新工事=416万6000円
◆市営住宅管理・運営委託=216万円
【教育費】
◆歴史民俗資料館管理運営・外灯更新工事=50万円
◆文化会館管理運営・非常用発電機更新工事=4000万円
【下水道事業会計】
〔収益的支出〕
◆公共下水道事業
◇施設維持修繕=100万円
◇水洗便所改造資金補助金=70万円
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