業界記事

笛吹市が砂原配水場移転計画

2020-11-17

 笛吹市は砂原配水場(石和町砂原地内)を移転する。県が整備を進めている新山梨環状道路のルートに掛かるためで、近隣に新たに用地を確保し、新築する。配水能力は現在より向上させる見込み。今月24日に入札を行い基本設計を委託、並行して用地交渉を進め、2022年度の着工、完成を目指す。
 水道課によると、同配水場は笛吹川と並行して走る県道301号白井河原八田線沿いに位置。貯水タンクとポンプ設備(18・5kw×2基)が入る建屋で構成され、大きな円柱形のタンクが離れた場所からもよく分かる。道路を挟み向こう側には水源となる井戸が1カ所あり、これについては新施設の水源として今後も継続して使用する。
 現施設の配水能力は1日1000t。配水地区は石和のみだが、同課は施設の移転と併せて周辺地域の配水エリアを見直す。同配水場については配水エリアが増える見込みで、それに伴い配水能力も向上させる。災害時に配水場から直接住民に水を提供することを考え、貯水量も増やす見込みという。
 建設地は数カ所の候補地の中から今後絞り込む。今月委託する基本設計では、候補地に合わせた複数のパターンを求める。周辺は畑や民家もあるため日当たりや機械音などを考慮し、施設の場所や高さなどを決める。半地下構造にする可能性もある。
 同課は年度内に基本設計を作成するとともに、早期用地取得を目指す。順調にいけば来年度に詳細設計を行い、翌22年度着工を目指す。工期は約1年間を見込んでいる。

【写真=移転する砂原配水場】

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