業界記事

県高崎土木事務所は前橋長瀞線で行う電線共同溝工や道路改良工を発注

2020-09-24

県高崎土木事務所は、高崎市綿貫町、岩鼻町地内で進めている主要地方道前橋長瀞線の早期4車線化に向けて、電線共同溝工事2件と道路改良工事3件の発注を計画している。街路事業と道路事業に分けて整備を進めており、街路事業で行う電線共同溝工事2件は10月ごろ、道路改良工事2件も他工事の進捗状況を踏まえ、12月~年明けにかけて順次発注する計画。道路事業で実施する道路改良工事1件は年明けに発注する見通し。
同事業は国道354号東毛広域幹線道路との綿貫北交差点の北側を起点に一級河川烏川に架かる柳瀬橋手前までの約2000m区間を4車線化する現道拡幅事業。起点側から県道綿貫篠塚線との綿貫交差点手前まで約700m区間を道路事業で整備し、道路工区の終点から、さらに南へ向かった約1300m区間を街路事業として整備を進めている。
街路事業で行う電線共同溝工事は道路事業終点側から、道路改良工事(分割5号、6号)で整備を進めている西側と東側の歩道内に電線類を地中化するためφ100~150㎜の塩ビ管を埋設する。延長は西側が約540m、東側は約580mを予定している。なお、電線共同溝の主な特殊部は手戻りが出ないように分割5号・6号の改良工事で施工している。
街路事業で実施する道路改良工事は、電線共同溝工事と同一測点の車道側を西側と東側に分割して行う。管渠型側溝敷設工事や現道部を含めた路床置換から下層・上層路盤工、基層工までの舗装工事をメインに実施する。管渠型側溝の規格は西側が幅500㎜×高さ900㎜、東側は幅600㎜×高さ1200㎜。
道路事業で施工する道路改良工事は、10月12日に開札する道路改良工事(分割3号)箇所の相向かいの200m区間を対象に実施する。高さ1400㎜のL型擁壁設置工事、幅400㎜×高さ400㎜の管渠型側溝敷設工事、路床置換から下層・上層路盤工、基層工までの舗装工事をメインに計画している。
電線共同溝設計は協和テクノ(高崎市)、道路改良設計を冨永調査事務所(高崎市)が手掛けた。

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