業界記事
関東経産局が9月の経済動向で「一部に持ち直し」
2020-09-23
関東経産局は16日、2020年9月における管内の経済動向で総括判断は「厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きが見られる」と発表した。生産活動は輸送機械工業をはじめ14業種で上昇したことから、2カ月連続の上昇となった。今後については新型コロナウイルス感染症の拡大や国際情勢の動向などが国内経済に与える影響について留意する必要があるとした。
公共工事は2カ月ぶりに前年同月を下回った。請負金額は単月(20年7月)で5385億円となり、前年同月比マイナス3・1%となっている。
個人消費は百貨店・スーパー販売額が5カ月連続で前年同月を下回った。家電大型専門店販売額が3カ月連続で前年同月を上回った。
また雇用情勢は有効求人倍率が低下するなど、さらに弱い動きとなっており、総じてみると管内経済は厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きが見られる。
なお判断の指標は7月のデータを中心にしている。問い合わせは企画調査課経済調査室(℡048-600-0242)まで。
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