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　新潟市が整備を進める新潟中央環状道路黒埼工区で、北陸自動車道に架かる跨道橋の架設が15日夜に行われた。北陸道新潟西ＩＣ～巻潟東ＩＣ間を全面通行止めとし、３ステップに分けて送り出し工法により架設。重量約２２０ｔの橋桁が一晩で高速道路上を横断した。送り出し工法による高速道路上への架設は県内では初めて。
　跨道橋は橋長２４５ｍ、５径間連続鋼鈑桁および鋼細幅箱桁で、今回架設が行われた北陸自動道上空の71・５ｍをＮＥＸＣＯ東日本新潟支社が新潟市から受託して工事を進めている。施工は藤木鉄工が担当。設計は開発技建が手掛けた。29日にも、北陸道を夜間通行止めにして工事が行われる。両端部の架設は、来年度以降に新潟市が架設を進める予定で、工事はこちらも藤木鉄工が受注している。
　市では、黒埼跨道橋を含めた新潟中央環状道路の国道８号～国道１１６号までの約５㎞区間で、２０２３年度までの供用開始を目指している。

【写真＝送り出し工法で架設】