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　県下水道局が提案した「タイ王国レムチャバン市下水道インフラ維持管理支援プロジェクト」が16日、ＪＩＣＡ（国際協力機構）の「草の根技術協力事業（地域活性化特別枠）」として採択された。担当者は「タイ王国において大きな課題となっている水質汚濁問題に対し、レムチャバン市をモデルとした下水道インフラの維持管理支援を通じ、タイ王国のＳＤＧｓ６・３（未処理汚水の半減）の達成に貢献していきたい」と話した。
　主な内容は①レムチャバン市やＷＭＡ職員との協働（点検・調査・清掃・簡易補修）による下水管路網の機能回復②同市下水処理場の流入増に対応した効率的運転の実現③下水道・水環境保全に対する理解醸成のための普及啓発活動－－。
　実施期間は２０２３年度までの約３年間。事業費（提案額）が約５０００万円とした。