業界記事

県都市整備部が都計審で産廃施設増築を承認

2020-09-16

 県都市整備部は15日に都市計画審議会を開き、「久喜都市計画区域における産業廃棄物所施設の敷地の位置」を全会一致で承認。今後は敷地内に焼却施設1基と上屋を新設向けた動きが具体化することとなる。
 場所は久喜市河原井町26、27で、敷地面積1万4035・8㎡を有する。工業専用地域に指定されている。既存処理施設(破砕施設)の西側に隣接する形で整備する。
 新設規模は焼却施設1基。汚泥の処理能力が46t/日、廃プラスチック類は33t/日。混合については80t/日の能力を備える。また建築部として処理施設上屋1棟を増築。合わせて燃え殻保管庫、ばいじん保管庫、誘因送風機棟、受付の4棟の別棟増築も行う。
 また敷地内の既存施設は破砕施設1基と焼却施設1基。破砕施設が廃プラスチック類(50・4t/日)、木くず(105・6t)、がれき類(355・2t/日)で構成。焼却施設については汚泥(58・32t/日)、廃油(51・46t/日)、廃プラスチック類(31・17t/日)、混合(80t/日)を有している。
 また都市計画審議会では都市計画道路の検証・見直し指針を報告。1358路線のうち764路線(約56%)が整備済み、594路線(約44%)が全線または一部区間が未整備とした。

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