業界記事

中部農業が大正用水で初弾工

2020-09-15



県中部農業事務所農村整備課は、大正用水3期地区の初弾工を10月上旬に指名通知する。開水路改修工事で、伊勢崎市磯町と前橋市上大屋町の2件を同時期に通知する考え。加えて、同地区で計画されている水路橋の設計業務も10月中に指名競争入札で委託する。
当初の計画では、伊勢崎市磯町地内の1件を発注する予定だったが、前橋市上大屋地内も加えて、2件を指名することになった。磯町は赤堀磯沼公園(磯町350-1)周辺で約700m。上大屋町が神沢の森周辺、神沢川との合流地点付近で約800mを改修する。
既存開水路は3面張りコンクリートブロック積となっており、護岸高約2m、上辺3・5~5・4m。磯町は下辺3・4m、上大屋町が下辺2mとなっている。既設コンクリートを剥離し、同規模の水路を再構築する。
水路橋は上細井町で観音川を渡る新田西川水路橋が対象。RC箱桁水路橋で、橋長15m。同事業では、橋梁補強および取り付け部22mを改修する。設計は指名競争入札で、橋梁に関わる部分をまとめる。
このほか計画されている沈砂池や余水吐、鋼製スライドゲート排砂門などの設計は2021年度以降、段階的に指名競争入札で委託する。同地区の事業期間は24年度まで、全体事業費が約4億6000円で、20年度の予算は1億円となっている。

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