業界記事

前橋市が22年度までに堀越町の残土処分場の方針

2020-09-11

前橋市は2022年度までに、堀越町にある建設発生土処分場の跡地活用に向けた方向性を定める。同処分場の土地は22年度に県前橋土木事務所から市へ移管されることとなっている。前橋市緑の基本計画では、跡地を大胡環境改善公園(仮称)として整備する方針が掲げられており、地元の要望などを考慮しつつ、内容を詰める。
同処分場は前橋土木事務所が事業主体となり、建設発生土の受け入れを行ってきた。計画盛り土量に対して9割以上が完了したため、19年度末に受け入れを中止。20年度に同事務所が詳細な調査を実施し、今後3万5000立方mの受け入れが可能と判明した。現在、市と同事務所が残土の搬入計画を調整中、受け入れは21年度に終了となる。22年度は同事務所が雨水排水対策として排水路整備など残工事を実施し、土地の管理が市に移管される。
跡地の活用方針としては緑の基本計画に、大胡環境改善公園の整備を掲げている。規模は配水池や法面を含めて11ha程度。うち、平面的に利用できる部分は、図面上で4・9ha。南北に細長い形状となっている。
高低差が約18mあるため、段差を設けつつ大小6つのエリアに分けて盛り土を行う考え。北側の最も広いエリアは長さ約350m、幅50~140mとなっており、サッカーコート一面が可能な広さ。計画の推進に当たっては、地元の意見・要望を考慮しつつ、PFIおよびPark-PFIなど民間活力の導入も視野に入れて、検討する。

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