業界記事

中部農業が上細井中西部を9月下旬から

2020-09-09

県中部農業事務所農村整備課は上細井中西部地区の区画整理工事2件について、9月下旬から指名通知する。9月下旬にC工区3工事、続いて10月上旬にC工区2工事を指名する方針。いずれも畑地の整地工をメインに、道路工や排水路工を行う。前橋市内に本社を有する土木A等級の業者を指名する見通し。同地区は上細井町や青柳町などを対象に、ほ場区画整理を行うもので、年度内に上細井地内のC工区を完了し、2021年度はD工区の整備へ移行する。
20年度の同地区事業費は3億7000万円となっており、C工区の区画整理工事に取り組む。C工区は19年度末に一部を施工、20年度に残部を3分割して整備する。すでに、C工区4工事を指名通知しており、17日に開札。9月下旬に約4・5haの区画整理工を行うC工区3工事を指名通知する。同工事は畑地整地工4・4haや道路工700m、排水路工600mを行う。追って、10月上旬にC工区2工事の指名競争入札を実施。畑地4・5haや道路工1000m、排水路工1200mを盛り込んでいる。
両工事ともに、道路の幅員は4~5m、舗装は砂利敷で仕上げる。排水路は開水路とし、幅300~500㎜のコンクリート製2次製品を使用する。設計は藤和航測(前橋市)がまとめた。
このほか、19年度に区画整理を行ったB工区で道路工800mを計画。大部分を砂利敷とし、一部でアスファルト舗装を施す。9月までに指名競争入札を行う予定だったが、予算の関係で調整中。21年度に見送る可能性も出てきている。
同事業は全体78・7haをA~D工区に分割して区画整理を実施。これまでにA、B工区が完了した。年度内に上細井町地内のC工区を完了させ、21年度は前橋市青柳町のD工区に移行する計画。同工区は18年度末に1・8 ha分を先行して施工しており、残る15・3haを3件程度に分割して発注する見通しとなっている。工事発注は、いずれも指名競争入札となるもよう。
事業完了後の土地利用内訳は畑地55・5ha、水田7・1ha、樹園地0・3ha、の計63ha。農道は全体で1万530mを計画。幅員4~5mで砂利敷がメイン。用排水路は主にコンクリート製2次製品を用いて8900mを整備する。工事費は総額6億6800万円、事業期間は22年度までとなっている。

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