業界記事

宇都宮土木、西川田停車場線で歩道整備、600m区間を拡幅、用地測量へ

2020-09-08

 県宇都宮土木事務所は、一般県道西川田停車場線の西川田工区(宇都宮市)に着手する。整備区間は主要地方道宇都宮栃木線との交差点から西川田駅前交差点までの延長約600m。現道の幅員は約8mで、全幅14mに拡幅して両側に歩道を整備する計画。今年度から国の交付金を導入。地元説明会を開催した後、用地測量を予定している。
 西川田停車場線は起点の東武宇都宮線西川田駅前から西進し、西川田駅前交差点から北進して宇都宮栃木線(栃木街道)の西川田駅入口交差点に斜めに接続する。西川田駅前交差点の南は市道で、国道121号宇都宮環状道路(宮環)の西川田本町2丁目交差点に接続している。
 地域住民の生活道路として重要な役割を果たしており、栃木街道と宮環の連絡道路として利用する車両も通過。現道の狭い路肩部分を姿川第1小学校の児童が通学し、未就学児が集団で移動する経路にもなっている。「未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策」に基づく緊急安全点検では要対策個所に位置付けられた。
 このため現道を拡幅して歩道や自転車が通行できる空間を整備。通学児童や未就学児をはじめとする歩行者、自転車の安全と道路利用者の円滑な交通を確保する。計画幅員は車道3m×2、自転車通行帯1・5m×2、歩道2・5m×2。
 詳細設計は富士コンサルタンツ(宇都宮市)が担当。総事業費は約8億円を見込んでいる。

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