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県砂防課が20年度着手箇所を明かす

2020-06-25

県砂防課は2020年度、砂防関連事業9カ所の着手を計画している。通常砂防、火山砂防、急傾斜地崩壊対策がそれぞれ3カ所ずつという内訳。測量や設計を実施するため、工事着手は最短でも21年度となる。
9カ所のうち4カ所は、地域ニーズを反映した公共事業としての実施を計画。アンケートなどで意見を集約し、評価項目を設定。比較案を作成・説明することで、最善案を探ることとなる。
通常砂防事業は、砂防堰堤整備など土石流対策を想定。桐生土木事務所管内の細貝戸沢(みどり市)、富岡土木事務所の清泉寺沢(下仁田町)、高崎土木事務所の上鼻高沢(高崎市)が対象。うち細貝戸沢は、地域ニーズを反映した公共事業として整備手法から検討を行いつつ事業を推進する。
火山砂防は渋川土木事務所で下町の沢(渋川市)と袋沢(渋川市)、高崎土木事務所は花見町1(高崎市)で着手を予定。下町の沢と花見町1が地域ニーズを反映した公共事業の対象箇所となる。土石流対策の工法などを検討する。
急傾斜地崩壊対策は沼田土木事務所の赤谷3(みなかみ町)、中之条土木事務所の枯木(中之条町)、上田代2(嬬恋村)で工事を計画。がけ崩れ対策として法面工や擁壁工などを行う。地域ニーズの対象となるのは赤谷3地区。

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