業界記事

越谷県土が柳島交差点改良初弾を7月公告

2020-06-22

 越谷県土整備事務所は、草加市内で進めている道路拡幅事業の一環で県道2本が交わる柳島交差点を改良する。7月に初弾工事を発注し、右折レーン増設などに着手する見通しだ。2020年度と21年度はメインの道路拡幅とともに交差点改良に注力。22年度以降、拡幅する県道の一部となる辰井橋の架け替え工事に移行する。
 交差点改良の初弾工事名は「柳島工区切り回し道路工その2」。工事場所は谷塚上町地内。施工延長は540m。当初発注予定では月内の入札公告を想定していたが、7月に変更する方向で調整に入った。
 市内では、現状2車線(片側1車線)の県道川口草加線を4車線(同2車線)に拡幅する「都市計画道路草加三郷線」整備が進行中。約10mの幅員を22mに広げる計画で、道路本線の一部拡幅には既に着手している。
 柳島交差点の改良工事は21年度にも発注する。同年度末までに交差点改良と道路拡幅の関連工事を終えたい考えだ。
 道路拡幅と交差点改良の完了を見据え、草加三郷線の一部となる橋梁設計を20年度から並行して進めておく。道路拡幅に伴い架け替えることになった辰井橋(橋長11・95m、幅員12m)の設計業務を10月以降に入札公告する。
 PC橋の現橋を強度を高めたプレテンションホロー桁に造り替える。橋長はほぼ変わらず、現状12mの幅員を23~24m程度に拡張する予定だ。20年度中に設計を取りまとめ、辰井橋周辺のライフラインを管理する民間事業者らとの協議・調整を21年度に開始する。
 架け替え工事の発注は22年度以降となる方向。

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